摘心 とは

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摘心とは?

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ゴーヤは、摘心すると分岐して茂り、実もつきやすくなります

 

 

摘心(てきしん)という言葉を聞いたことがありますか?
ゴーヤをはじめ、野菜や植物を育てる時に使う用語で、
育て方が掲載されている本やインターネットでよく見かける言葉です。

 

他にも摘心と似たように使われるのが、
ピンチや芯止め、切り戻しなどの言葉です。

 

これらの用語の意味を知っておくと、
ゴーヤなど植物を栽培する時にとても役立ちます。

 

 

[摘心とは?]

 

 

■摘心

 

摘心とは、簡単に説明すると、植物の生長点を摘む(切る)ことです。
例えばゴーヤなどのつる性植物の場合、
一番はじめに伸びるのは親づると呼ばれるつるです。

 

親づるをそのまま伸ばして育てても良いのですが、
ゴーヤの性質上、親づるを摘心して子づるを発生させた方が、
その後の生育や実付きが、断然良くなります。

 

そのため、親づるの本葉4枚~5枚のところで摘心を行います。
摘心をしなくても子づるが自然に発生しますが、子づるの生育が弱かったり、
発生する数が少なくなることがあるので、摘心した方が収穫量が多くなります。
>>ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は?

 

育て方が書かれているものの中には、
摘心という言葉を使わず「ピンチ」や「芯止め」といった、
言葉を使っていることがありますが、これも摘心と同じ意味です。

 

 

ゴーヤ苗を植え付けて、本葉4枚~5枚で摘心します

 

 

■切り戻し

 

切り戻しという言葉も、園芸ではよく使われます。
切り戻しとは、伸びた枝などを短く切ることです。

 

切ったところから脇芽が発生し、
脇芽が伸びてまた新しい花をつけるようになります。

 

一見すると摘心と同じように見えますが、摘心とは目的が異なります。

 

摘心は脇芽(側枝、子づるなど)を多く発生させることが目的です。
それに対して切り戻しは、伸びすぎて乱れた株姿を整えたり、
株をリフレッシュしてまたたくさん花を咲かせるのが目的となっています。

 

 

■芽かき

 

芽かきは、不要な芽を摘む作業のことを言います。

ゴーヤの場合、親づるを摘心した後、子づるが発生します。
この子づるがゴーヤにとっての脇芽です。

 

子づるが多ければ多いほど、花数が増えていきますが、
あまり多くの子づるを育ててしまうと、養分が分散してしまい、
結果として実付きが悪くなることがあります。

 

これを防ぐために行うのが、芽かきです。
不要な子づるの芽を、芽かきによって取り除きます。
芽かきは、ゴーヤ以外の様々な植物を育てる時にも行われます。

 

トマトの芽かきも、生長と結実のためにとても大切です。
>>トマト わき芽かき・摘心の方法

 

■参考
・ゴーヤ 緑のカーテン
・ゴーヤ 地植えの育て方
・ゴーヤ プランターの育て方
・ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は?



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