ゴーヤ栽培の用土
ゴーヤは、生長が早い野菜で、収穫量も多いです!
ゴーヤの生長を促し、
ゴーヤを大量収穫できる土づくりをご紹介します。
■ゴーヤ栽培の用土
1.ゴーヤの好む土壌
ゴーヤは水はけのよい、肥沃な土壌を好みます。
市販の培養土、野菜用土で大丈夫です。
自作する場合は、赤玉土小粒7に、腐葉土を3の割合で良いです。
ゴーヤ用の用土
植物の多くは弱酸性の土壌を好みます。
しかしゴーヤは、中性から弱酸性の土壌を好みます。
地植えなどの場合には、土壌pHを確認するのも良いでしょう。
土壌のpHは、土壌酸度計やpH試験紙で計ることができます。
土壌酸度系やpH試験紙は、ホームセンターや園芸店で手に入れることができます。
事前に土壌のpHを計って、ゴーヤが育ちやすい土壌を用意しましょう。
pH試験紙、小さくて使いやすいです、用途も多様! C)ファーストマーケット
2.ゴーヤ畑の準備
ゴーヤの畑の準備は、植え付けよりも2~4週間前から行うのが理想的です。
早くから畑の準備を行うのは、土壌改良材や堆肥を熟成させ、
畑に良くなじませるためです。
ゴーヤの根がしっかりと伸びて行けるように、畑は深く耕します。
土壌が酸性の場合は苦土石灰を入れて中和させます。
この時に堆肥を1平方メートル当たり2kg入れてよく耕しておきます。
植え付けの2週間前には有機入り肥料を15~20g漉き込んでおきます。
3.ゴーヤの好む肥料
ゴーヤは夏の高温期になると、
葉から蒸発する水分の量が増え、生長の勢いが衰えます。
そのため、真夏に入るまでにできるだけ大きく育てる必要があります。
ゴーヤを勢いよく大きく育てるのに、
元肥は大変重要な役割を果たします。
ゴーヤの生育期間は長いので、
できれば肥料の効き目はゆっくり長く効く方が良いです。
有機肥料は牛糞が代表的です。
牛糞は土壌改良としての効果は優れていますが、
肥料成分としての効果は弱いという特徴があります。
鶏糞は効果が高く、値段も手ごろで使いやすいのですが、
使いすぎると土壌がアルカリ性に傾いてしまいます。
ゴーヤの堆肥には土壌改良効果があり、
肥料成分がゆっくりと効く牛糞と、
即効性で栄養価の高い鶏糞を混合して使うとよいでしょう。
また、牛糞と鶏糞にバーク堆肥を混ぜると、
バーク堆肥が肥料成分を蓄え、
ゆっくりと畑に浸透するのを助けるため肥料もちがよくなります。
*バーク堆肥とは、木の皮や木材チップを発酵させたもので、
2~3割程度混ぜ込むと土壌改良材として効果的です。
結実しても、肥料切れを起こさないように追肥します
4.ゴーヤの追肥
生育期間が長く、つる性で大きく育ち、
実も大量につけるゴーヤは、いくら元肥をたくさん入れても、
生育の途中で肥料切れを起こしてしまいます。
ゴーヤの実が付きはじめたら、追肥を行う必要があります。
ゴーヤの追肥には、液肥を使うと良いでしょう。
2週間に一度、液肥を薄めたものを水やりの代わりに施します。
■参考
・ゴーヤ 緑のカーテン
・ゴーヤ 地植えの育て方
・ゴーヤ プランターの育て方
・ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は?
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