ゴーヤ 種の取り方
ゴーヤ、今年の栽培に挑戦し、見事、実を収穫できたかたは、
来年のために、種を取ることもできます。
■ゴーヤ種の取り方
・種を取る時期
ゴーヤの種は、熟した実から採ることができます。
そのためには、ゴーヤの実を株にならしたまま熟させる必要があります。
ただし、ゴーヤは株についたまま、実が完熟するまで置いておくと、
株が弱ってしまい、収穫量が少なくなってしまいます。
ゴーヤの実をとる時期は、その年の収穫を十分堪能し終わった、
夏の終わりごろにしたほうが株が弱りにくいです。
・種の取り方
来年も元気なゴーヤを育てるためには、
できるだけ上質の種を取りたいものです。
複数の株を育てているのであれば、
一番生育の良い株から種を取りましょう。
できるだけ大きく、艶のある実を収穫せずに残し、
実がオレンジ色になり割れるまで放置します。
◎ネットで果実を保護する
実が割れると、種が飛び散ります。
また、実の周りの赤いゼリー状の膜は甘く、鳥の大好物です。
種が飛び散ってしまったり、鳥に食べられてしまうのを防ぐために、
完熟する前にネットを被せて保護します。
ゴーヤが黄色くなり、破裂したように割れて赤い種が見えたら、
実をさらに熟させ、赤い部分が腐り種がネットに落ち、
種がより充実し太るまで待って、実を収穫し種を取り出します。
・種の保存方法
種が、まだ赤いゼリー状の膜に覆われていたら、
種の赤い膜やゴミを取り除きます。
種をぬめりがなくなるまでよく洗い、
風通しの良いところで乾燥させます。
充分に乾燥したら、紙袋などに入れ、
冷蔵庫など暗く乾燥したところで保存します。
湿度のあるところに保存しておくと、
カビが生えたり発芽したりして使えなくなるので注意が必要です。
種は、3~4年は保存することができます。
来年に活躍してくれそうです!
・店頭のゴーヤから種を取る方法
ゴーヤを育てていなくても、ゴーヤの種を手に入れることができます。
スーパーや八百屋で買ったゴーヤを完熟するまで追熟させ、種を取り出します。
取り出した種はよく洗って乾燥させ上記のように保存します。
*写真協力2点=季節の花300
■参考
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