すずめゴーヤ 特徴と育て方
すずめゴーヤ
すずめゴーヤはミニゴーヤとも呼ばれています。
沖縄ゴーヤの品種の一つで、
すずめのように小さな実をつけるかわいいゴーヤです。
すずめのように小さい、つまり掌にのる大きさのゴーヤなので、
何個かあっても食べ切れる大きさなのが嬉しいところです。
■すずめゴーヤ 特徴と育て方
1.すずめゴーヤ 特徴
・果実の重さが30g前後の手のひらに乗るくらい小さな、小型ゴーヤです。
・果実の色は、濃い緑色をし、果実を多く付ける品種です。
・果実のとげは大小さまざまですがとがっています。
・苦みが比較的ある品種ですが、食べられます。
・小さい実が多くつくので、縁側などに日よけ棚を作り観賞用に楽しめます。
*販売業者:フタバ種苗
2.すずめゴーヤ 育て方
span style="color:#006500;">ネット栽培-畝に支柱を立てネットをかけ、ゴーヤを絡ませて栽培する方法
棚栽培-しっかりした棚を作り、その棚にゴーヤを絡ませ栽培する方法
地這栽培-地面を這わして栽培する方法<
どの方法でもこのすずめゴーヤは育てることができます。
・すずめゴーヤの生育適温は18~30度ですが、
発芽の適温は25~30度ですので、発芽するまでの温度管理が重要です。
・本葉が2~3枚になった頃に定植します。株間を2~3mにして植えます。
畑の気温が18度を下回る場合は、ホットキャップや小型トンネルなどを利用して、
保温と活着を促進させましょう。
・追肥は、収穫の始まるころから、株の勢いを見つつ、行います。
・収穫が始まると、毎日水やりをしていても水分不足になることがあります。
株の様子や天候を見つつ、水管理を行ってください。
・葉が生い茂りすぎた場合は、風通しや、それぞれの葉に日光がよく当たるよう、
日光を遮っている葉や密生している部分を摘みます。
・開花して2週間前後で収穫します。小さい実なので、収穫し忘れに注意します。
・すずめゴーヤなどのゴーヤはウリ科の作物です。
ウリ科の作物を連作するか、あるいは酸性土壌の畑では、
土壌にフザリウム菌が多くなる傾向があります。
フザリウム菌に作物が感染すると、初期は感染した部位がしおれるくらいですが、
日が経つにつれツル割れ病などの障害が発生し、
結果的に枯れたり収穫が減ったりします。
すずめゴーヤなどのウリ科の作物を連作したい場合は、
フザリウム菌に強い接木苗の利用をお勧めします。
少し苦みがあって美味しいです
3.すずめゴーヤ 適作型
適作型は参考資料としてご活用ください。
・冷涼地栽培
播種は4月下旬~6月上旬、定植は本葉が2~3枚で行い、
収穫は6月末にスタートし、9月ごろまで見込めます。
・中間値栽培
播種は4月初め~7月中旬、定植は本葉が2~3枚で行い、
収穫は5月末にスタートし、9月ごろまで見込めます。
・暖地栽培
播種は3月中旬~7月中旬、定植は本葉が2~3枚で行い、
収穫は5月中旬にスタートし、10月中旬ごろまで見込めます。
・沖縄県
播種は2月中旬~8月中旬、定植は本葉が2~3枚で行い、
収穫は4月中旬にスタートし、11月中旬ごろまで見込めます。
4.すずめゴーヤ 食べ方
・実は小さくてもちゃんとワタや種が入っていますので、種子を取り除き料理します。
・苦みが強い品種なので、水にさらしたり、軽く塩もみするなど、
下処理をするとおいしくいただけます。
・すずめゴーヤと玉ねぎスイートコーンのかき揚げや野菜炒めを始め、
ゴーヤチャンプルーなどの炒め物などでもおいしいです。
■参考
・ゴーヤ 地植えの育て方
・ゴーヤ プランターの育て方
・ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は?
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