ゴーヤ 発芽のコツ
ゴーヤを種から発芽させようとしても、意外と発芽率が悪いです。
ゴーヤの発芽率をより良くするには、
どのようにすれば良いのでしょう?
[ゴーヤ 発芽のコツ]
■ゴーヤ 発芽環境
・ゴーヤの発芽温度は?
ゴーヤが本来自生しているのは、
九州や沖縄といった日本でもかなり温暖な地域です。
その為ゴーヤの発芽温度は高く、25度~30度です。
発芽するまでの期間、発芽温度を保たなければ発芽するのは難しいといえます。
・ゴーヤが発芽する期間は?
ゴーヤは、発芽に適した環境が揃うと4日くらいで発芽します。
しかし、気温が低いと発芽まで時間がかかります。
1週間から10日ほどかかることもあります。
その間に、種にカビが生えたり、腐ったりしてしまうことがあります。
■ゴーヤ 発芽のコツ
1.種に傷をつける
ゴーヤの種は固い殻で覆われています。
そのため、そのまま植えても発芽に時間がかかります。
発芽に時間がかかると、種がかびたり腐ったりする危険性が高まり、
発芽できない原因になります。
種のとがっている部分を少し爪切りなどで切り取ると、発芽しやすくなります。
この時、切り取る部分が多く種の中の芽を傷付けてしまうと、
かえって発芽しない原因になります。
●印のほうを、少しだけ爪切りややすりで傷をつけます
2.水につける
ゴーヤは、種を水につけて給水させると発芽しやすくなります。
トレーなどの入れ物にキッチンペーパーを敷き、種を並べます。
水を種が軽く浸るくらい入れます。
種が完全に浸かってしまう状態では水が多すぎます。
種が一部水から出ているくらいの状態がよいでしょう。
水が多すぎると、かびが生える原因になります。
3.暗いところに置く
ゴーヤの種は本来土の中で発芽します。
そのため、直射日光に当たっている状態では発芽しにくくなります。
暗いところに置くか、上に新聞紙を被せるなどして、
種に直接光が当たらないようにしましょう。
4.温度を保つ
ゴーヤの発芽には、温度管理が最も重要です。
発芽に適した温度は25度~30度です。
この状態を発芽まで保てないと、発芽に時間がかかり、
種が腐ったりかびが生え、発芽に失敗する可能性が高くなります。
種を置いている容器にサランラップをかけると、簡単な温室になります。
この状態で、南向きの窓辺など家の中で一番温かい場所に置きます。
窓辺に置く場合は、黒いビニールや新聞紙を被せ、
日の光が直接当たらないようにします。
簡単ビニール温室
または、発泡スチロールの箱の底に穴を開けたものを、
温室としても効果があります。
■参考
・ゴーヤ 受粉のコツ
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・ゴーヤ 緑のカーテン
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