ゴーヤ栽培 相性

ゴーヤの育て方.com

ゴーヤ栽培 相性

読了までの目安時間:約 6分

 

スポンサードリンク


goya (2)

ゴーヤはとても丈夫で、生育も旺盛で育てやすい野菜です

 

 

ところが、そんなゴーヤでも病害虫の被害にあうことがあります。

防除するために薬剤を使う方法はありますが、
できれば薬剤を使わずに育てたいと思うのが家庭菜園です。

 

ゴーヤと相性の良い植物を一緒に育てることで、
ゴーヤの病害虫を予防する効果が期待できるものあります。

 

こういった、特定の植物を一緒に育てることで、
良い効果を得ることができる植物のことを、コンパニオンプランツを呼びます。

 

反対に、一緒に育てると良くない効果が出るものもあるので要注意です。
ゴーヤ栽培では、どのような植物がゴーヤと相性の良い植物なのでしょうか。

 

 

[ゴーヤ栽培 相性]

 

 

■相性の良い植物

 

ゴーヤはウリ科に分類されているので、
ウリ科と相性の良い植物が、すなわちゴーヤと相性の良い植物といえます。

 

地植えでもプランターなどの容器栽培でも、
次に挙げる植物とゴーヤを混植することで、
良い効果が得られるので、試してみてください。

 

 

・ネギ、ニラ類(ユリ科)
ゴーヤと相性の良い植物の代表は、ネギやニラなどのユリ科植物です。
効果としては、ゴーヤがかかりやすい病害虫を予防します。

 

ネギなどのユリ科の植物の根には、特定の菌を抑制する力があります。
特にゴーヤの場合は、連作によってかかりやすくなる、
青枯病や萎凋病などの予防に効果があります。

 

他にも、ネギやニラの独特の香りを嫌う害虫がいるため、害虫予防にもなります。

 

ネギやニラの他にも、チャイブアサツキも混植すると、同様の効果が期待できます。
もちろん、混植した野菜は、生長したら収穫をして食べることができます。
病害虫の予防もできて、食べることもできるなら、植えない手はありません。

 

混植する時は、ネギ類の根の効果を最大限に生かせるように、
ゴーヤの根鉢にくっつけた状態で植え付けるのがお勧めです。

 

ゴーヤの根とネギ類の根を近づけることで、根に近づく病原菌を抑えます。
また、根が近い分、ネギ類の葉とゴーヤのツルや葉も近くなるので、
害虫予防の効果も高めることができます。

 

 

・マリーゴールド
ゴーヤはウリ科の植物です。
ウリ科の植物は、毎年同じ場所や同じ土で育てることで、
病害虫にかかりやすくなる「連作障害」が出やすい植物です。

 

ゴーヤに限らず、キュウリやカボチャなどもウリ科です。
前年にキュウリを育てていたとしても、同じ場所でゴーヤを育てれば、
同じウリ科の植物なので連作障害が出やすくなります。

 

この連作障害の中の1つに、センチュウによる被害があります。
中でもネコブセンチュウの被害が出ると、株が徐々に弱って枯れてしまったり、
突然枯れてしまったりすることがあります。

 

ネコブセンチュウの被害にあったゴーヤは、
引き抜いてみると根に小さなコブのようなものがたくさんつきます。

 

このコブができることにより、根が正常に機能しなくなり枯れてしまうのです。
ゴーヤは気温が高くなって生育スピードが早くなってくると、
吸い上げる水分や養分の量が増えます。

 

生長期にセンチュウ被害で、
根が正常に機能しなくなれば、枯れてしまうのは必至です。

 

こういったセンチュウ類の防除に役立ってくれるのが、マリーゴールドです。
マリーゴールド自体は、センチュウを殺虫することはできません。

 

けれど、マリーゴールドをゴーヤの近くに植えることで、
センチュウを近づけないようにすることができます。

 

マリーゴールドを混植する場合、ネギ類ほど近くに植える必要はありません。
ただし、プランターなど容器栽培の場合は、必ず同じ容器の中に植えます。

 

 

インゲンマメはゴーヤと相性が悪いです

 

 

■相性の悪い植物

 

ゴーヤと相性の良い植物もあれば、悪い植物もあります。
ゴーヤと相性の悪い植物の代表は、マメ類です。

 

生育時期が重なるマメ類には、インゲンやエダマメなどがありますが、
これらをゴーヤの近くには植えないようにしましょう。
害虫の被害が大きくなる可能性が高くなります。

 

■参考
・ゴーヤ 地植えの育て方
・ゴーヤ プランターの育て方
・ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は?



スポンサードリンク

 

タグ : 

ゴーヤ栽培 Q&A    コメント:0

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: 

人気の記事