ゴーヤ 6月 遅い

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ゴーヤを植えたいけれど、もう6月！　大丈夫かな？

一般的に、ゴーヤは5月中に苗を植え付けて育てます。
今では知名度も上がり、緑のカーテンとしても人気が高いので、
毎年育てているという方も多いのではないでしょうか。

ところが、毎日忙しく過ごしているうちに、
うっかり苗を買い忘れてしまうことがあります。

6月に入っても、ゴーヤの植え付けは可能なのでしょうか。

まして7月の植え付けはできるのでしょうか？

[ゴーヤ 6月 遅い？]

■ゴーヤ 6月植え付けは遅い？

ゴーヤ栽培の基本としては、4月に種を播くか、5月に苗に植え付けて育てます。
けれど、年によっては気温が上がらず、播種や定植が難しい場合もあります。

また、苗を購入しそびれてしまい、
5月中に定植ができなかったという場合もあるでしょう。

6月に入ってから、種まきや定植し忘れていることを思い出して、
もう遅いと諦めてはいませんか？

ゴーヤは高温を好む野菜です。
しかも、生育最盛期にはぐんぐんつるを伸ばして葉を広げ、
次々と花をつけて実をならせます。

ゴーヤは生育スピードもとても速いので、
6月に入ってから定植しても、栽培は可能となります。

6月に入っても、ネットやホームセンターでなら、
苗をまだ販売している可能性があります。

苗が手に入らず、種から育てる場合でも、6月ならまだ間に合います。
6月はすでに気温が上がってきますが、
梅雨の間は雨が多くなるということもあり、少し気温が低くなります。

ゴーヤの種が発芽する温度は、25度～30度くらいなので、
種まきにはむしろちょうどよい頃となります。

7月に入ったとしても、梅雨のうちに植え付ければ、大丈夫です。
梅雨明け後に気温が上がるとともに、
生育スピードも早くなるので、実を収穫することができます。

少し遅れますが、実も収穫できます

■6月以降にゴーヤを育てるポイント

6月以降の播種や定植が可能でも、
一般的な適期とずれて栽培するため、いくつかの注意点があります。

まずは、栽培開始が通常よりも遅れることから、
最初の収穫が遅れる可能性が高いことです。

いくら生育スピードの速いゴーヤでも、
栽培開始が遅れると、それだけ生育には差が出ます。

なかなか収穫ができなくても、雌花が咲き実が育っていれば、問題はありません。
収獲開始が遅れること以外の注意点も、覚えておきましょう。

・植え付けられるリミット
ゴーヤの苗を植え付けることができるリミットは、
梅雨明けの2週間ほど前までです。

梅雨の間に植え付けるメリットは、雨や曇りの日が多く、土が乾きにくく、
気温がやや低いので、根を傷めず生長を促せることです。

梅雨が明けると、急に気温が上がってくるので、
まだ小さい苗の状態だと、丈夫なゴーヤといえども株が傷むことがあります。
梅雨の間に根を張れれば、その分、高温に耐える力をつけることができます。

定植から根の活着までにかかる時間は、だいたい2週間もみていれば十分です。
できるだけ早いうちに定植することが、ゴーヤ栽培成功への鍵となります。

もしこれよりも時期が遅れるという場合は、
地植えではなく、鉢やプランターで育てるようにしましょう。

根が活着するまでは、風通しの良い半日陰など、涼しい場所で過ごさせます。
その後、つるが伸び出したら、日当たりの良い場所に出して育てます。

涼しい場所で管理することで、株を傷めずに根を広げさせることができます。

一般の育て方で、ゴーヤの葉も茂ってきます

・緑のカーテンの場合
緑のカーテンとしてゴーヤを栽培する場合、定植が遅れると問題になるのが、
暑くなってきたのにカーテンが出来上がっていないという点です。

定植した時期によっては、梅雨が明けてもまだまだ小さく、
つるがほとんど伸びていないこともあるはずです。

ただ、つるが生長し始めれば、生長は著しいく良くなるので、
すぐにカーテンの役目を果たしてくれるようになります。

ここで注意したいことが、早くつるを伸ばそうとして、
肥料や水をたくさん与えたりすることです。

確かにゴーヤは生長するのに肥料が必要ですが、
与えれば与えるほど伸びるというものでもありません。

しかも肥料が多過ぎると、樹がボケて花付きや実付きが悪くなったり、
病害虫の被害に合う可能性が大きくなります。

肥料は基本に忠実に与えるようにし、決して多肥にしないようにしましょう。

■参考
・ゴーヤ 緑のカーテン
・ゴーヤ 地植えの育て方
・ゴーヤ プランターの育て方
・ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は？

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