ゴーヤ 癌に効果
ゴーヤ 癌に効果
ゴーヤを食べることにより、健康維持に役立つ効果が多くあります。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病や、
美容にも良い効果があるとして注目されています。
そんなゴーヤに、人類の大きな敵である癌にも効果があることが、
最近の研究で分かってきました。
ゴーヤの癌に対する効果とは、どのようなものなのでしょうか。
[ゴーヤ 癌に効果]
■ゴーヤと癌の研究
アメリカのコロラド大学がん研究センターで、
ゴーヤが癌に効果があるということを発見しました。
癌と一口にいっても、様々な部位に癌は発生します。
今回の発見では、特に癌細胞への影響を出すのが難しいとされる、
膵がん細胞に対し、高い効果が出たとされています。
研究内容としては、以前に乳がん細胞の増殖を、
ゴーヤが抑制するという発表があり、それを踏まえた研究でした。
5%の薄さのゴーヤ汁をマウスに与え、どの程度効果が出るかというものでした。
結果としては、膵がん細胞を抑制するだけでなく、
死滅させる効果があるということを発見するに至ったのです。
■ゴーヤの癌への効果
膵がん細胞が増殖するためには、エサとなるものが必要となります。
ゴーヤに含まれている成分が、がん細胞がエサを吸収するのを阻害し、
エサがなくなったがん細胞は増えることができず、
最終的には死滅することとなります。
その増殖を阻害する物質というのが、モモルカロシドというものです。
研究では、4つのがん細胞を対象として実験をしていましたが、
そのうちの2つの生存能力を90%もそぎ落とし、
別の2つのがん細胞に至っては、98%も叩くことに成功しました。
またゴーヤにはモモルカロシドの他に、
淡泊MAP30という成分も含まれています。
この淡泊MAP30とは、体がもともと持っている、
がん細胞などを攻撃するナチュラルキラーと呼ばれるものを、
活性化させる効果があるとされています。
ゴーヤが癌に効果があるという事実は分かったものの、
まだ研究の域を出ていません。
これからのゴーヤの癌に対する研究が進むことに、
大きな期待がかかっています。
■参考
・ゴーヤ 緑のカーテン
・ゴーヤ 地植えの育て方
・ゴーヤ プランターの育て方
・ゴーヤ 摘心・剪定の仕方は?
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