ゴーヤの保存方法
毎日収穫できるので、食べるのが間に合わなくなります。
採れ過ぎたゴーヤは、どのように保存するとよいのでしょうか?
■ゴーヤの保存方法
1.そのまま保存する
ゴーヤを冷蔵庫で保存するときは、
ビニール袋やラップで包み、乾燥を防ぎます。
冷蔵庫に入れて保存するときは、
実っていた方向に立てて置いておくと少し長く保存できます。
採れた実のままの状態で冷蔵庫保存し、
おいしく食べられるのは3日くらいです。
2.ワタを取って保存する
ゴーヤはワタと種を取ると保存期間が長くなります。
ゴーヤを縦半分に切り、スプーンなどでワタを取り除きます。
ワタと実の境目が一番苦いので、
ワタをしっかりと取り除いたほうが食べやすくなります。
ワタを取り除いたゴーヤは、新聞紙にくるんで冷蔵庫で保存します。
保存できる期間は1週間程度です。
3.冷凍保存する
ゴーヤを生の状態で保存しても食べきることができないときは、
冷凍保存がお勧めです。
ゴーヤを半分に切ってワタを取り除いたら、
自分が一番料理で使う厚さにスライスします。
ジッパー付きの保存袋に入れ、空気を抜いてジッパーを閉め、
冷凍庫に入れて保存します。
ゴーヤチャンプルなど、炒めものにするときは解凍せず、
そのまま使うことができて便利です。
冷凍保存で1~2か月保存することができます。
冷凍保存すればゴーヤチャンプルにも使えます
4.乾燥させる
ワタごと薄くスライスし、ザルなどに広げて天日干しにします。
3日ほど干して、完全に水分が抜けたら保存瓶に入れて保存します。
水分が残っているとかびてくるので、
茶色くしわしわの状態になるまでよく干しましょう。
そのままの状態で、半年ほど保存することができます。
干しゴーヤはそのまま油で揚げるとゴーヤチップスになります。
切り干し大根と同様に、水でもどして調理することもできます。
水につけてもどすときは、ワタと種の部分は取り除きます。
5.お茶にする
乾燥ゴーヤをフライパンでさらにいると、ゴーヤ茶になります。
ビタミンCなどのビタミン類や、
ミネラル成分がたくさん入っています。
血糖値を下げたり、脂肪の分解作用があって、
ダイエット効果があったりと、とても健康に良いお茶です。
6.漬物にする
干しゴーヤを使って漬物を作ることもできます
ゴーヤ1本に対して酒大さじ3、醤油大さじ3、みりん大さじ3を、
ジップ付きの保存袋に入れます。
干しゴーヤを入れ、よくもんだ後冷蔵庫に入れます。
一晩おいたほうが味がしみておいしくなります。
7.佃煮にする
ゴーヤ500gに対し、醤油50cc、砂糖100g、酢40ccの調味料で作ります。
ゴーヤを縦半分に切り、種を取ったら薄くスライスします。
ゴーヤを熱湯でさっとゆで、ザルにあげて水けをきります。
鍋に調味料を入れて沸騰させた後、
ゴーヤを入れ、中火で汁気がなくなるまで煮ます。
保存瓶に入れて冷蔵庫で保存すると、半年ほど日持ちします。
たくさん作ってジップ付きの保存袋に入れ、
冷凍保存することもできます。
■参考
ゴーヤ 地植えの育て方
ゴーヤチャンプルの作り方
ゴーヤチャンプルは、ゴーヤ料理の代表です
ゴーヤ独特の苦みや食感を活かしながら、
おいしく作るレシピをご紹介します。
■ゴーヤチャンプルの作り方
・ゴーヤの選び方
ゴーヤは、いぼがごつごつし、固い実を選びます。
緑色が鮮やかで、艶のあるものが新鮮です。
ゴーヤも朝取りが美味しいです
・ゴーヤの苦みを取る方法
ゴーヤは、ワタに隣接している部分が最も強い苦みがあります。
ゴーヤは、すぐに縦半分に切り、スプーンでワタを取り除きます。
ワタを取り除いた後、一番外側の実もそぎ取ると、苦みがマイルドになります。
苦みが苦手な人は、ゴーヤをできるだけ薄くスライスするとよいでしょう。
塩もみをすると苦みは和らぎますが、
ゴーヤのシャキシャキとした食感は失われます。
・ゴーヤチャンプルを上手に作るコツ
ゴーヤの苦みや食感を活かすためには、ゴーヤは一番後に入れ、
強火でさっと火を通します。
ゴーヤは油との相性が良い野菜です。
炒める時は油をすこし多めにするか、
豚ばら肉やポーク缶(ランチョンミート)を使うと、
おいしく仕上がります。
■ゴーヤチャンプルの材料
おいしいゴーヤチャンプルの材料です。
材料は、4人分です。
ゴーヤ1本
豚ばら肉150g
*ポーク缶だと本格派です。
木綿豆腐1丁
人参少々
卵2個
酒大さじ1
醤油大さじ2
オイスターソース大さじ1
だしの素小さじ1
胡麻油大さじ1
サラダ油大さじ1
小麦粉大さじ1
塩・胡椒適量
鰹節1袋
■ゴーヤチャンプルの作り方
1.豆腐を2㎝角に切り、キッチンペーパーに乗せ、
電子レンジ600Wに1分かけて水切りをする。
2.ゴーヤは縦半分に切り、ワタと実の内側をそぎ落とし、
薄くスライスする。人参は千切りにする。
3.豚肉(ポーク缶)は食べやすい大きさに切り、
塩・胡椒をし、小麦粉をまぶす。
4.フライパンにサラダ油を熱し、
豆腐を軽く焦げ目がつくくらいまで炒め、皿に取る。
5.フライパンを軽くふき、胡麻油を敷き、豚肉を炒める。
6.豚肉に火が通ったらゴーヤを入れ、強火でさっと炒める。
7.豆腐を戻し、酒、醤油、オイスターソース、だしの素を入れ味をつける。
8.溶き卵を回しかけ、さっと炒める。卵が固まったら火を止める。
9.器に盛り付け、好みで鰹節をかける。
■参考