ゴーヤのパリパリチーズ焼き
あばしゴーヤ 特徴と育て方
あばしゴーヤ
あばしゴーヤは沖縄原産のゴーヤです。
ゴーヤと聞いて思い描くのは、ずんぐりとして、
緑色の実に大きないぼいぼのある実ではないでしょうか。
それは、あばしゴーヤの実です!
一般的に流通しているのも、売られている苗や種も、
圧倒的にあばしゴーヤが多いのです。
では、あばしゴーヤとはどんな品種なのでしょうか?
ゴーヤの梅雨対策
ゴーヤ、強い野菜ですが梅雨はやや苦手です
ゴーヤは水分をたくさん必要とする野菜です。
しかし、梅雨の時期は、ゴーヤにトラブルが起きやすいです。
トラブルを避けるための、
ゴーヤの梅雨対策にはどのようなものがあるでしょうか。
■ゴーヤの梅雨対策
1.排水性を良くする
ゴーヤを育てている場所の排水が悪いと、
水分が滞ったり蒸れて根腐れやカビの原因になります。
特に、プランターで育てているときは注意が必要です。
植え付け時にプランターの底に鉢底石を入れ、排水しやすくしておきます。
用土は赤玉土に腐葉土を7:3~6:4で混ぜたものなど、
排水と保水のバランスの良いものを使用します。
プランターの土は時間が経つと固くなって行きます。
なので、時々スコップやシャベルで耕すと柔らかくなり、
排水がよくなり、カビが生えるのを防ぐことができます。
2.過湿対策をする
梅雨時期には、過湿が原因の病気にかかりやすくなります。
とくにゴーヤは、たくさんの伸びたツルや葉で、蒸れやすい野菜です。
株元は蒸れないように細いツルを摘んで整理します。
子ヅルは誘引し、重なり合った葉は摘葉するなどして、
蒸れない環境を作っておくと安心です。
稲わらを使っていますが、格安で好調です
*「敷きわら」で検索すると販売店が見つかります
3.泥はねを防ぐ
ゴーヤに降雨の泥はねがして、菌に感染することがあります。
泥はねしないように工夫すると予防できる病気が多いです。
ゴーヤの株元にワラや腐葉土、バークチップを敷いたり、
前もってビニールマルチをすると、
泥はねを防ぎ、病気の予防になります。
4.梅雨に発生しやすい病気
・べと病
カビの一種で、葉に黄色い斑点ができます。
病気にかかった葉はすぐに取り除きます。
・うどんこ病
葉に次々と白い斑点ができる病気です。
病気にかかった葉を取り除きます。
木酢酢を薄めたものを散布するとよいでしょう。
・炭そ病
雨水の跳ね返りで起こる病気です。
葉に茶色い斑点ができ、拡がって葉を枯らせます。
病気にかかった葉はすぐに取り除きます。
・斑点病
過湿によっておこる病気で、
茶色い斑点が葉に広がっていき、枯らせてしまいます。
病気にかかった葉はすぐに取り除きましょう。
・低温障害
梅雨時期に天候が悪く、気温が低いと起こりやすくなります。
株が生長時期に低温にあたると、生長が悪くなってしまいます。
また、雌花が咲く時期に低温や日照不足になると、
着果しにくくなります。
■参考
ゴーヤ 地植えの育て方