ゴーヤ 収穫量を増やすには?
ゴーヤ、栽培するのなら、できるだけたくさん収穫したいですね。
ゴーヤの収穫量を増やす方法を挙げてみました。
■ゴーヤ 収穫量を増やすには?
1.収穫量の多い品種を選ぶ
ゴーヤにはたくさんの種類があります。
その中でも、節成りゴーヤは節ごとに実がなるので、
他の種類よりもたくさんの収穫量が期待できます。
病害虫に強い苗を選ぶことも大切です。
少し値段が高めですが、接ぎ木苗を選ぶとよいでしょう。
2.盛夏までにじゅうぶん生長させる
収穫時期の8月は、暑さのために生長が遅くなります。
その時期までに株をしっかりと生長させておくと、
花付きが良くなり、収穫量を増やすことができます。
株の生長には、栽培環境を整えることが一番大切です。
植える場所は日当たりのよい場所を選びましょう。
土も清潔なものを用い、元肥を十分に入れておきます。
>>ゴーヤ栽培の用土
子ヅルや孫ヅルを伸ばします
3.剪定・摘心して子ヅルや孫ヅルを伸ばす
ゴーヤは摘芯を行わないと子ヅルや孫ヅルが伸びていきません。
果実は、子ヅルや孫ヅルにつくので摘芯を必ずします。
親ヅルが5~6枚の本葉をつけたら、切り取ります。
子ヅルが伸びてきたら、上の方から3本の子ヅルを残し、
下の方の子ヅルは摘み取ります。
>>ゴーヤ 剪定の仕方は?
虫が来ないところでは人工授粉をします
4.人工受粉をする
虫が自然に集まってくる環境であれば、
人工授粉を行わなくても自然に授粉し、実をつけてくれます。
しかし、栽培環境が都会の住宅街である場合や、
高層マンションのベランダなど、
虫の少ない環境であれば、受粉が必要です。
>>ゴーヤ 受粉のコツ
5.摘葉を行う
ゴーヤは生長していくと、古い葉から黄色くなって行きます。
黄色くなった葉を取り除くと、内側の日当たりがよくなり、
新しいつるが伸びて収穫量が増える可能性があります。
ただし、一度にたくさんの摘葉を行うと、
かえって生長を止めてしまうことがあります。
摘葉は、少しずつ行っていきます。
高収穫を目指しましょう♪
6.水やりを忘れずに
ゴーヤは水をとても必要とする植物です。
水切れには注意が必要です。
土をよく観察して、乾いていたらじゅうぶんに水を与えます。
真夏の乾燥する時期には、朝・夕2回の水やりが必要となります。
>>ゴーヤの水やりは?
7.追肥を行う
収穫がピークに達したころには、元肥の効き目が足りなくなってきています。
2週間に1度水やりを兼ねて液肥を与えるとよいでしょう。
>>ゴーヤ 肥料は?
ゴーヤ栽培の用土
ゴーヤは、生長が早い野菜で、収穫量も多いです!
ゴーヤの生長を促し、
ゴーヤを大量収穫できる土づくりをご紹介します。
ゴーヤ 連作障害
しかし、何年も同じ場所で同じ植物を植え続けると、
やはり何らかの連作障害が出てくるものです。
ゴーヤの場合は、連作障害が現れるのは4~5年だといわれています。
去年育てていたゴーヤの状態で、ある程度被害を予測することができます。
特にプランター栽培の場合は、用土に気をつけます。